会計ソフトのフリーが10億円調達 SBIファンドから、営業・開発強化

 会計ソフトのfreee(フリー、東京・品川、佐々木大輔社長)は28日、SBIホールディングスが立ち上げた複数のファンドから10億円を調達する。8月の35億円とあわせて2015年の調達額は45億円になり、ネット関連のベンチャー企業としては今年最大の規模になる。
 フリーは調達資金で16年中に従業員を100人増やし営業と開発を強化する。SBIホールディングスは金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」に関わるベンチャー企業に投資するファンドを立ち上げていた。当初の規模は約150億円で地銀や通信大手など20社が出資する。
 フリーは今月中旬、みずほ銀行など11金融機関と提携すると発表。中小企業や個人事業主がフリーの会計ソフトを使い、金融機関と会計情報を共有するサービスを始めた。増強する人員はシステム開発などに充てる。
 15年は未上場ベンチャー企業による大型の資金調達が相次いだ。ジャパンベンチャーリサーチの調査によると11月時点の首位は人工クモ糸のスパイバー(山形県鶴岡市)の105億円。ネット関連では上場前のメタップスが48億円、ネット印刷のラクスル(東京・品川)も40億円を調達した。

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