東京の不動産管理会社の社長が、母親の遺産を隠し相続税2億円あまりを脱税したとして、東京地検特捜部に逮捕されました。
相続税法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の『東南建物』の社長、大高和寿容疑者(56)です。
特捜部などによりますと、大高容疑者は2013年に母親の遺産を相続した際、自分が会社から借りた金を母親が借りたように装い、相続財産およそ4億円を隠して相続税2億2900万円を脱税した疑いが持たれています。
大高容疑者は「脱税する意図はなかった」と容疑を否認しているものとみられます。(22日11:30)