200億円所得隠し 昨年破産の不動産会社

200億円所得隠し 昨年破産の不動産会社
国税局指摘
2015/3/5 15:30 夕刊
 不動産賃貸業の「インターナショナルイーシー」(東京・文京)が東京国税局の税務調査を受け、2011年5月期の1年間で約200億円の所得隠しを指摘されていたことが5日までに、わかった。国税局は悪質な仮装・隠蔽があったと判断したもようで、法人税の追徴税額は重加算税を含めて90億円に上ったとみられる。
 関係者によると、同社は自社の不良債権を第三者にいったん買い取らせた上で、ペーパーカンパニーを使って安値で買い戻すなどし、所得を隠していた。
 同社は昨年12月に東京地裁で破産開始決定を受けた。国税局の指摘後に修正申告をしたが、大部分は納付されていないとみられる。
 民間調査会社によると、同社はバブル崩壊後に事業が悪化。赤字決算が続き、事業休止状態となっていた。破産開始決定時の負債は約485億円という。
 インター社はパチンコ関連会社「コスモ・イーシー」(東京・文京)の関連会社で、コスモ社社長の熊取谷(いすたに)稔氏が実質的に経営。同氏は1990年、グループ企業が全米オープンの会場にもなった米国の名門ゴルフ場「ペブルビーチ」の運営会社を買収して話題になった。その後、同ゴルフ場は売却している。

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