上納金で高級車・ゴルフ 工藤会トップ、年に億単位徴収か

上納金で高級車・ゴルフ
工藤会トップ、年に億単位徴収か
2015/6/17 3:30 朝刊
 暴力団工藤会(本部・北九州市)トップの野村悟容疑者(68)らによる上納金の脱税事件で、同容疑者は上納金の一部を高級車の購入やゴルフに使っていた疑いがあることが16日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は工藤会が組織の運営費名目で傘下組織から集めた上納金の年間総額は億単位に上り、その一部を野村容疑者が使っていたとみている。

 県警は16日、野村容疑者宅など関係先を家宅捜索した。
 上納金は暴力団組員が組織の名称を使い、「縄張り」にしている地域の飲食店や風俗店から「みかじめ料」などとして徴収した金銭。組員が毎月納め、組織運営を支える資金基盤とされる。捜査関係者によると、野村容疑者は上納金の一部を自身や知人の生活費にも充てていた。
 野村容疑者ら4人は16日、上納金のうち野村容疑者の個人所得に当たる約2億2700万円を隠して所得税約8800万円を免れた所得税法違反(脱税)の疑いで逮捕された。
 同会の壊滅作戦を進めている県警は、福岡地検や福岡国税局と綿密に連携し、暴力団の資金源である上納金にメスを入れた。県警は、工藤会が関与したとみられる未解決事件の捜査も急ぐ方針だ。

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