◇粉飾決算と税務調査について

 同族(中小)会社の経理責任者を担当しています。経理は前期の途中から携わるようになりました。
  前期及び前々期の決算において、本来赤字のところ期末棚卸を過大に計上して、黒字申告していたようです。おかげで銀行借り入れもスムーズに行えることができました。 
  今期は経費を徹底的に削減して利益を出して、適正在庫に直していきたいと思いますが、過去の粉飾分を取り戻すのはなかなか大変です。  先日、税務調査の連絡を受けましたが、経理担当者として粉飾決算の責任を取らされるのでしょうか。ちなみに決算書や申告書は税理士が作成したものです。

(Update:H21.4.20) 
 法人が粉飾決算をするという善悪は別として、 法人が事実を仮装して経理したことにより、本来の所得より過大となった結果、法人税額も本来の納税額より過大となったという特殊なケースでは、仮想の事実を修正する経理をし、それを基に確定申告書を提出するまで、税務署長は更正をしないことができるとされています。

  仮に、税務調査で粉飾決算を指摘されたとしても、法人が自主的に修正経理をして確定申告書を提出するまで、税務署から修正を求めることはないようです。したがって、経理担当者が粉飾決算の責任を取らされることはないと思われます。


 

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